青空が落ちてくる。

are you thinking? われらはシンクタンク『世界征服倶楽部』

晴れ。

『真昼のプリニウス』を読み終える。主人公頼子は何を望んでいるのだろう、どこへ行きたいと思っているのだろう。ただ、目の前にある今に翻弄されているだけなのか。そうだとしても、最後に何かを掴みかけているのだろうか。リアリティは物語性を失うものなのか、それにしても断片的な文章は、物語にのめりこむことを拒絶する。


あっ、彼女にとって確かなのは自分だけなんだ。でも、そういう奴って、わたしはほかに知っている。