青空が落ちてくる。

are you thinking? われらはシンクタンク『世界征服倶楽部』

晴れ。



『きつねのはなし』を読み終える。京都をを舞台にした4編のシュールな物語。芳蓮堂という骨董屋がどの物語にもキーワードのように出てくるが、それぞれの物語自体は関連性はない。そして、物語自体に見えないけれど感じられるなにかが息づいている感じは共通している。人の意識は、その人が生活する空間とは相容れず、干渉しあうものなのだろうか。
補足、書店のカバーを外してみたら、帯に「闇の中でケモノが笑った。漆黒の京都奇譚集」とあった。