2011-03-08 sunny intervals. 蟹工船・党生活者 (新潮文庫)作者: 小林多喜二出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1954/06/30メディア: ペーパーバック購入: 12人 クリック: 139回この商品を含むブログ (264件) を見るプロレタリア文学ということは知っていたが、蟹缶がどのように作られるかは分かるかと思っていたら、蟹漁については出てくるが、加工ついては詳しくない。それにしても糞壺と呼ばれる船底で寝起きをし、虱やら虫のついた服を着た労働者の加工した蟹缶とはどれほどのものなのだろう。 話としては『党生活者』の方がリアリティが感じられて興味深い。現実に近いようで、解説を読むと作者のその後も予感させられていたような気になってしまう。 抹茶ミルクの手巻きクレープ (MONTEUR)