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 文化の英雄失った“信者”たち



2011.10.7 21:59 msn産経ニュース



 【ワシントン=柿内公輔】米アップル創業者スティーブ・ジョブズ氏の死去で、米社会を喪失感が覆っている。ファンとの強い結びつきが宗教にもたとえられたジョブズ氏の、一起業家を超えた文化的・社会的な影響力の大きさが改めて浮き彫りになっている。



 ジョブズ氏の死去から一夜明けた6日、米テレビ各局はジョブズ氏の追悼番組を放送。マイクを向けられた市民は、「心にぽっかりと穴があいたよう」「この喪失感をどう表現していいか分からない」と次々に戸惑いを口にした。



 AP通信は、「彼は僕らにとってエルビス・プレスリージョン・レノンと同じ。一つの時代が終わった」と語るファンの声を取り上げ、ジョブズ氏の伝記を書いたアラン・デウッチマン氏の「大衆にとって文化的な英雄でもあり続けた企業人は数少ない」とのコメントを紹介している。



 8月にジョブズ氏が最高経営責任者(CEO)を辞した際、「途方に暮れる“アップル教”の信者たち」と題した記事を米紙ウォールストリート・ジャーナルに書いたのは、ジェフリー・ファウラー記者だ。



 ファウラー氏によれば、1994年にイタリアの哲学者がアップルをカトリックに、ライバルの米マイクロソフトプロテスタントにたとえ、アップルが宗教の比喩で語られる機会が増えた。何もないガレージでの創業は“天地創造”、内紛で追われたジョブズ氏の復帰は“救世主の再臨”、そして友人に“改宗”を迫る熱烈なファンといった具合だ。ニューヨーク大のアンジェラ・ジトー教授はファウラー氏の取材に、「一体感など宗教的要素はあると思う」と語っている。



 「技術と芸術の融合」を掲げたジョブズ氏も、自身のカリスマ性を意識した立ち居振る舞いが目立った。注目が集まる製品発表会などでは、リーバイスジーンズに黒のタートルネックという服装がおきまり。ファウラー氏は「経営者というより、芸術家といったイメージを作り上げようとしたようだ」と指摘する。



 マイクロソフトビル・ゲイツ会長は「スティーブの強い影響は今後数世代にわたり続く」と語り、ジョブズ氏が社会に残した足跡の大きさを強調した。

ならば神は死んだのか、今度は本当に。
iTunes+iPodの成功は、その普及のためにWindowsに対応したことにあると思う。