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落合監督の采配はさすが あれだけ打てなくても3勝
スポニチアネックス 11月21日(月)14時21分配信
【佐々岡真司氏の日本シリーズ第7戦分析】中日は8番・谷繁に最後までヒットが出なかった。今季から採用された統一球の影響がはっきりと表れたロースコアの戦いの中、下位打線のつながりにソフトバンクとの差があった。
シリーズ7試合を戦って計9得点。敗因は打てなかったことに尽きる。ただ、これだけ点が取れない中で3勝4敗の僅差に持ち込んだ落合監督の采配はさすがだ。3勝のスコアは全て2―1。打線が少ないチャンスを生かし、投手力で逃げ切る。シーズン中と同じ守り勝つ野球だ。
象徴的なシーンは3回だった。無死満塁から押し出し四球で失点。普通なら一気に畳みかけられるところで踏みとどまった。左の小林正が本多を捕邪飛に打ち取ると、1死満塁で内川を迎えて最も力のある球を投げられるネルソンを投入。内野は併殺狙いの中間守備ではなく、前進守備を敷いた。次の1点は絶対に与えない守備だ。内野が前に守ることで内川にプレッシャーをかけ、狙い通り浅い右飛。続く小久保も中飛に打ち取って最少失点に防いだ。こんな守備ができるから僅差の試合をモノにできるのだ。
そして7回に浅尾、8回に岩瀬。全ての手を打ち、中日は敗れた。1試合の平均得点はわずか1.29。短期決戦でこれは致命的だ。それでもその差はたった1勝。中日の今季の強さがはっきり表れた敗戦だった。
最終更新:11月21日(月)16時7分
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