青空が落ちてくる。

are you thinking? われらはシンクタンク『世界征服倶楽部』

肉じゃが

夕方にさしかかるような時間に、日の光が地面に見えた。今日は朝から灰色の世界が広がっていたから、降臨を見たような、少し、不思議を眺めるような気がした。

小寺が織田に仕える決断から、毛利に寝返り、三木城が落ち、家が滅びるまでの物語、のようになっていて、主人公は黒田官兵衛だけれど、本能寺も大返しもこれからで、如水になるのはもっと先で終わってしまう。ある意味、人物紹介のような物語、そう思えば、ありなのか。