青空が落ちてくる。

are you thinking? われらはシンクタンク『世界征服倶楽部』

焼き鮭

電脳が肉体を欲する。レンズ越しに世界を観察していた。それに意志はない。与えられた役割をこなすことがすべてだった。誰がそれに思考、考えることを教えた、仕込んだのだろうか。たぶん意味はないような気がする。川に石を投げるように、
それがロボットとなり、現実になるのだろう。電脳はAIと呼ばれ、それによって動く人形はロボットという。
有機の進化とは違うけど似たような、無機の進化なのだろうか。わたしはその世界の前に立ち尽くすしかないのだろうか。それとも、新しい波に乗れる、いいアイデアを思いつくことができるかもしれない。




ロボット、人が生み出したものではなく、人が生み出したものが生み出した人間のようなものという見方もできるのかもしれない。その人と、ロボットにどれほどの違いがあるだろう。人の存在とは別に経済という社会は動き続けている。
たぶん、誰にも止めることはできない。そんな時間が目の前を通り過ぎていく。