青空が落ちてくる。

are you thinking? われらはシンクタンク『世界征服倶楽部』

すべてが、液晶パネルの向こうにあるのなら、

鮭と豆腐と茸の柚子バター焼き

わたしは、わたしの狂気を我慢できない。わたしがわたし自身からこぼれ落ちていくのを抑えることができない。わたしは誰かを傷つけるかもしれない、世界を壊す、秩序を乱すものになる気がする。今いる世界から逸脱するということだ。その先になにが待っているのか、まだわたしは知らない。だから、怖いんだ。

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食は語る十選(5)ウィリアム・ホガース「ビール街」。

(日本経済新聞 朝刊,2011/12/22,掲載ページ 40)

 18世紀を代表するイギリスの画家ホガースは同時代の都会の腐敗した道徳生活や社会状況を鋭く批判した。
 画家はこの作品を諷刺(ふうし)版画「ジン横丁」と一対で売り出した。当時、廉価でアルコール度の高いジンは低所得層に人気があった。そのためアルコール中毒が続出し、病気と貧困、犯罪、破産と自殺という最悪のシナリオとなった。
 「ビール街」には健康で幸せな市民が登場する。貧しい画家が梯子(はしご)に乗って居酒屋「ザ・バーリー・マウ」(大麦山積み亭)の看板を描き終え、ほっとしている。その下では肥満体の肉屋と鍛冶屋が泡たっぷりのビールのジョッキを手に上機嫌。側(そば)の黒ずくめで痩身の御者(ぎょしゃ)は画面のアクセントとなる。
 背景の教会からジョージ2世の誕生日(旧暦の10月30日)の祝旗がはためき、休日を知らせる。
 前景の魚売りの女たちもビールを飲みながら「鰊(にしん)漁業の新バラード」を読むが、一人は大ジョッキでビールの一気飲みをする屑屋に気づく。後ろではジン横丁なら大儲(もう)け、ビール街では開店休業の質屋が少年のビール売りからせめて1杯、と穴から手を出している。
 余白の銘文にはホガースのメッセージがある。「ビールはこの国の幸せな産物。たくましい体力を作り、疲れと苦しみで傷ついた心を励ましてくれる」(1751年、エッチング、38・3×32・5センチ、大英博物館蔵)
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