青空が落ちてくる。

are you thinking? われらはシンクタンク『世界征服倶楽部』

眠れ、永遠に。

安土城は吹き抜け構造ではなかったらしい。彼の思考が、それまでの歴史から学んできていることは想像できる。それでも、かれが具現化する世界はファンタジーに満ちている。たぶん、朝廷は彼を理解できない、得体のしれないものとしか思えなかった。そんな気がする。だから排除しようとした。この世界から。でもその悪夢は、何百年後か黒船という形になって現れる。向かい合わなければならない相手は、得体のしれない田舎侍ではなく、海の向こうから来た異形の者たちだった。



  • タンメン@美珍