青空が落ちてくる。

are you thinking? われらはシンクタンク『世界征服倶楽部』

フッと、長らく連絡を取っていなかった友達のことを思い出して、調べて手紙を出した。返事が来る。懐かしい気持ちはあるのだけれど、思い出は遠くなったと思わざる得ないような気がした。もうこれ以上彼に近づくことはできないだろう。
わたしは今ここにいる。鏡に向かえばそれを実感する。
考えてみただけでも十分だ。
わたしはわたしの肉体から抜け出すことができない。それができるとすれば、死ぬときだけだ。死んでそれができれば考えないこともないけれど、その時わたしの意志は自分のものではないだろう。そんな気がするのだ。わたしはわたしの人生を生きなければならない。それは最低のルールなのだ。ここにいる以上。
再び君と向き合えるように、わたしもがんばろう。