2006-03-03 感性の天秤 青空が落ちてくる 新しい物語は少年の初恋から始まる。 今考えているわたしは、昨日までのわたしを殺さなくてはいけない。でも、それでも思い出、それが大切なものなのか今のわたしには分からない。逃れられない忌まわしい記憶ではないかと思うこともある。思い出について考えたとき、辿り着くのはこれからがあるということなんだ。生きなければならない。生きている限り、生きていることは否定できない。それは手段でもなんでもない。自然の摂理のようなものなのだと思うのだ。