青空が落ちてくる。

are you thinking? われらはシンクタンク『世界征服倶楽部』

 感性の天秤

新しい物語は少年の初恋から始まる。
今考えているわたしは、昨日までのわたしを殺さなくてはいけない。でも、それでも思い出、それが大切なものなのか今のわたしには分からない。逃れられない忌まわしい記憶ではないかと思うこともある。思い出について考えたとき、辿り着くのはこれからがあるということなんだ。生きなければならない。生きている限り、生きていることは否定できない。それは手段でもなんでもない。自然の摂理のようなものなのだと思うのだ。