青空が落ちてくる。

are you thinking? われらはシンクタンク『世界征服倶楽部』

partly cloudy.

カプレーゼ(モッツァレラ+トマト+バジ

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わたしを見た彼は、彼女の名前を口にしたけど、すぐに謝った。似て非なる二人なんだ、それを君は証明してくれた。彼女は君に住んでいる場所を教えていなかったらしい。君はここにたどり着くまでの苦労を語った。そして一息ついたところで、姉妹?って聞かれて頬が熱くなった。違う、詰まって言葉にならなかった。君はわたしを見つめている。部屋に上げる気はない。早く消えて欲しかった。
君に惹かれるわたしは、彼女を侵食していていたのかもしれない。彼女はわたしを知るために彼に近づいたのではなかったか。
彼女は彼に、あの体を触れさせたのだろう。「お願い、今日は帰って」、その場しのぎでなんとか彼を振り切って、背中を向ける彼を見送りながらそうなんだろうなと思った。
わたしが彼女に殺されたかった。どうして自分だったの。