2005-01-29 切り取られた景色 青空が落ちてくる あの音はいつから聞こえなくなったのだろう。 もう一度それを聞きたいと思った。 彼の声、彼の言葉。 たぶん、それはわたしにとって手紙と呼べるようなものだった。そんな気がしている。 それがあるから生きていける。そう思えるようななにか。 今日も生きている。でも、なにかが違う。 久しぶりにあの音を聞いて思い出した。 いつでも帰ってこられるのだ。それさえ忘れていた。