青空が落ちてくる。

are you thinking? われらはシンクタンク『世界征服倶楽部』

図書館で昨日見た夢を語り合うミハナとユーシー。
窓の外に、それを見ているユーシーがいる。ユーシーの足下にはチェスが回っている。


    *


粘膜同士が触れ合う感覚は肌のそれとは違う、境界が曖昧で、意識が曖昧になっていく錯覚に飲み込まれていくような、


画像がぼやけて、ゆがんで揺れていた。




「あなたはこうしてミハナを抱いたんだ」
身体が重かった。ベッドの中に沈み込んだまま、そこに向かって沈んでいくのだと思った。