2017-05-17 かつ煮 [] その本は、決められて生きるから、自分で決めて生きるへの、わたしの人生の転換点だった。それから、わたしは異邦人であることをためらわなくなった。 世間に対する微妙な違和感を否定するのではなく、無視するようになった。 疲れていた。逃れるすべを求めていた。わたしは神を信じないけど、その本は信じられるような気がした。