海鮮焼きそば
わたしは実存主義者で、無神論で神を信じませんが、神を否定しません。否定するにはそれは存在しなければなりません。わたしが信じようが信じまいが、わたしが生まれる前からそれが存在していたのなら、それは否定のしようがありません。それを信じている人たちをも否定することができません。
なぜそれを信じているのでしょうか。わたしは愚かだったと、今では思うあの時を思い出します。わたしはある信仰の信者に惹かれたことがあった。わたしはその先はないと思いながら、自分の意志は彼女を否定するのか、彼の女の信仰を否定するのか解らなくなっていた。わたしの気持ちは彼の女に留まりたかったのだけれど、わたしの意志はそれを許さなかった。その時点で私は彼の女を個人ではなく、宗教と見ていたし彼女もそのように振舞っていた。ように思える。私が彼女と別の宗派に属していたら､わたしはテロリストになっていたかもしれない。わたしには解らないことばかりです。でも、そこに、
そこは千夜一夜の語られた場所なのでしょう。夢をみることが許される場所だと思うのです。
