mostly cloudy.

Pen (ペン) 2011年 7/15号 [雑誌]

美術館には天使が住んでいる。

• ALL-FREE 350ml (SUNTORY)×3

君が戻ってくるのを待っているのだろうか。ルームサービスのサンドウィッチを頬張りながらなんとなく思いついた。もう一度あの疼きを感じられるのなら、その価値はあると思う。それでも、お金を手渡してわたしの前から去っていった君が帰ってくるとは、わたしの感覚からはありえなかった。だったらさっさと自分のアパートの部屋に帰ればいい。チェックアウトを無視してルームサービスをのんきに頬張っている事自体がおかしい。それに緊張感を全く覚えていない自分自身が不思議だった。
たぶん、わたしはどうかしている。昨日君を誘った時から。